テレビ朝日は25日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、同局バラエティー番組「ナスD大冒険TV」を担当していたコンテンツ編成局第2制作部のエグゼクティブディレクター(50)の会社経費の不適切使用やスタッフへのパワハラ騒動を謝罪。篠塚浩社長が降格の懲戒処分としたことを改めて報告した。 【写真あり】テレ朝・26歳人気アナ 人気タレントとの仲良しプライベートショットに反響 篠塚社長は会見で「当社社員による会社経費の不適切な使用など、重大なコンプライアンス違反につきましては、視聴者関係者の皆様の信頼を裏切る結果になったことを、改めて深くお詫びします」と謝罪した。 また「当該社員からは、不正に受領した会社費用の全額の返還をすでに受けています」といい、「管理監督者にも対して責任を問う懲戒処分を行い、また、コンテンツ編成局の担当役員からは報酬の一部自主返納の申し出がありました」とも説明。「今後は再発防止策をすみやかに実行するとともに、ガバナンスを強化し、信頼回復に努めてまいります」と誓った。 同局は19日に同番組担当のコンテンツ編成局第2制作部のエグゼクティブディレクターの会社経費の不適切使用やスタッフへのパワハラが判明し、降格の懲戒処分にしたと発表していた。2019年から今年1月にかけて個人的な会食費など計約517万円を経費処理していたという。 約5年の間不正が発覚しなかったことについて篠塚社長は「チェックをしたけれど見つけられなかった。大変申し訳なかった」と改めて謝罪。「チェック態勢を強化していきます」と力を込めた。 同局によると、定期的に行われる制作費チェックで昨年10月に発覚。その調査過程で複数スタッフへのパワハラも明らかになった。社員は全額返済済み。同番組は打ち切りとなる理由について「不正経理・パワハラ含め番組制作における不適切行為があったため」と説明された。
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