新日本プロレス9日尼崎大会の「NEW JAPAN CUP(NJC)」1回戦で、内藤哲也(42)がカラム・ニューマン(22)を下し2回戦(14日、大阪)に進出した。トーナメント期間中の15日名古屋大会でIWGP世界ヘビー級王座戦(王者・後藤洋央紀VS挑戦者・永田裕志)が開催されることに不満を抱く制御不能男は、その真意を本紙に告白。後藤と永田の姿勢に疑問を投げかけた。 欠場明けのニューマンの古傷である右ヒザを徹底的に痛めつけ、最後はコリエンド式首固めで3カウントを奪取。格の違いを見せジェフ・コブとの2回戦に駒を進めた。 NJC優勝者にはIWGP世界王座挑戦権が与えられるが、シリーズ中にはトーナメント不出場の永田が同王座に挑戦する。これに対し内藤は開幕戦が行われた8日後楽園大会で不満を表明。「勘違いしてほしくないのは、俺が言っているのはタイミングの問題であって、王者の後藤には挑戰者を指名する権利があるし、別に永田とのタイトルマッチ自体を否定しているわけじゃないよ」と発言の意図を説明した。 先に永田が名乗りを上げていたとはいえ、挑戰権をかけたトーナメントの開幕前日にあたる6日大田区大会で次期挑戰者に指名するのはNJC出場24選手に対して禮儀欠くのではないかというのが内藤の主張だ。 「後藤ってNJCという大會に思い入れのある男なんじゃないんですか? 大會期間中の選手の気持ちを知っているはずであろう〝自称春男〟でしょ? 俺には彼がNJC軽視して価値を下げているように見えますね」と斷罪した。 挑戰者に対しても思うところがある。「そりゃプロレスラー・永田裕志は挑戰したいでしょう。でもIWGP実行委員としてどう思ってる? NJC統括管理立場なら優勝者の後に回る発想がないのか」。昨年7月組織化された委員会メンバーである点にも言及した。 すで決定済み日程を受け、「両國ではどっち相手でもいい。重要なのは俺優勝してメイン立つことだ」と反骨心燃やしながら春頂點目指す。
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