エジプト出身の人気タレント・フィフィ(49)が10日、自身のX(旧ツイッター)アカウントで興味深い見解を披露。英誌エコノミストが発表した「女性の働きやすさランキング」で日本が29カ国中27位と2年連続ワースト3位となったことについて、独自の分析を展開した。
【写真特集】世界から見た日本の女性活躍事情この話題の発端となったのは、先進国中心に調査した国際比較データ。スウェーデンが堂々の1位に輝く一方、日本は前年と同じく下から3番目という結果に。共同通信が報じたこのニュースに対し、日本在住20年以上のフィフィは鋭い考察を加えた。
「多くのメディアは『日本女性が不利な環境にある』と報じますが、実態は違うかもしれません」と切り出した彼女。「確かに企業役員や国会議員に占める女性比率は低いですが、それはそもそもそうしたポジションを目指す日本人女性自体が少ないからでは?」と疑問を投げかけた。
さらに別投稿では、「毎回こういうランキングで日本批判が出ますが、少し視点を変えてみましょう」と提案。「管理職になりたいと思わないことが『虐げられている』とは限りません。むしろライフスタイルや価値観の問題かもしれない」との持論を展開。
長年日本のメディアで活躍する外国人タレントならではの視点から、「数字だけを見て判断する危険性」について言及。特に「キャリアアップよりもワークライフバランスを重視する現代日本人女性像」について深掘りし、「欧米基準での評価には限界がある」との考えを示唆した。