ナポリのアントニオ・コンテ監督は、ラツィオとの試合で敗れはしたものの、チームが築き上げてきたサッカースタイルを堅持していく方針を明らかにした。 [動画]勝負の行方は紙一重 クワラツヘリアの惜しいFKもあったが、得点を奪えずラツィオに敗戦 ナポリはこの数日前にもコッパ・イタリアでラツィオと対戦しており、その際には主力選手を温存するローテーションを行った。結果は3-1で敗北したものの、クラブ会長もコンテ監督の方針に理解を示していた。そして今回のリーグ戦では主力選手たちが出場するも苦しい試合運びとなり、後半にカウンターを受けて失点し再び黒星となった。 試合後の記者会見でコンテ監督は「我々が目指す攻撃的で主導権を持つサッカーにおいて正しい方向に向かっていることが明確になった」と述べた上で、「クロスや最終パスの精度向上が必要」と課題にも言及。「しかし選手たちは全力を尽くし素晴らしい姿勢を見せた。強豪である相手に対して決して失望するようなプレーではなかった」とチームを擁護した。 さらに「高い位置でのプレスにはカウンターリスクが伴うのは当然だが、それは成長過程だ。受け身ではなく積極的に攻めるサッカーこそ我々のあるべき姿であり、この方針から後退するつもりはない」と強い意志を示している。 現在ナポリは首位から転落し2位につけており5位ラツィオとは僅か1ポイント差となっている状況だ。強豪との直接対決での結果がスクデット争いに大きく影響することになるだろう。 今後とも攻撃的なスタイルを持続しながら目標達成できるのか―今後のナポリの展開から目が離せない。
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